EZ-9

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わが家の遊び相手、EZ-9

バイクの楽しさをもっと多くの人に伝えたいというコンセプトから生まれたのがこのEZ-9

とくにオフロードの身近に感じてもらえるようにHONDAが出した答えは「Family」だった

当時のトレンドとして、家族でアウトドアを楽しむ傾向があったことに注目し家族でバイクの楽しみを共有してもらおうと考えた

特にオフロードの新規顧客層をファミリーから開拓しようとしたようだ

マフラーやチェーンまでカバーすることでバイクに興味がない人でも目をひくコミカルなデザインとなっている

外装パーツは塗装ではなく色付の樹脂を使うことで傷がついても目立たなくしている

エンジンの冷却にはファンを用いて行い、同時のマフラーも排熱も行っている

オフロードのクローズドコースを走ることを想定しているので、

ウインカーやライトなどの保安装備は付いていない

でも、おっきなラゲージスペースはついている

免許を持たない人が自転車と同じ感覚で走れるように

右ハンドレバーでフロントブレーキ、左ハンドレバーでリアブレーキを操作できる（リアフットブレーキもついている）

スクーターと同じVベルト方式のオートマチック車だが、時速7ｋｍ/ｈ以上ではエンジンブレーキが適切に効くように専用のクラッチが存在するめずらしい構造になっている

公道走行ができないバイクなのであまり売れることはなかったが、

保安部品を装着してナンバーを取得して乗る猛者もいたようだ

その後、リアタイヤの代わりにキャタピラを装備した「 EZ-SNOW 」も販売していた

SPEC

注：仕向地等で誤差あり

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